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シュタイナー関連書籍出版社                イザラ書房編集室だより

◆Steiner「魂のこよみ」

■2011年「魂のこよみ」考

春の復活祭から始まるシュタイナーの『魂のこよみ』
復活祭は移動祝日なので~春分の日の直後にくる満月を迎えたあとの最初の日曜日となります~今年は例年と比べ非常に遅く4月も下旬の24日でした。
本書の書かれた1912年の復活祭と同じ4月7日なのは、1985年1996年2075年2080年となり、間があいてしまっていますが、来年2012年は4月8日となりますので、ぐっと近づきます。
(キリストの復活とお釈迦様の誕生日が重なるおめでたい日になりますね)


書かれている言葉に沈潜して自然を眺め、宇宙を空じますと、100年前も今も変わらないリアリティに驚かされます。
今年の復活祭の4月24日から第1週が始まるとして数えると、7月6日の今は第11週。
第12週6月24日のヨハネ祭(「ヨハネ福音書」記者のヨハネではなく、荒野に叫ぶ洗礼
者ヨハネのほうです)もとっくに過ぎてしまったので、週で考えると無理がありますね。
第13週(本書P33)あたりが北関東に暮らす自分としてはフィットしています。
さて明日は七夕、7月7日。二十四節気では小暑。集中豪雨のシーズンとのこと。
これからの災害がせめて小さくあることを祈ります。

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復活祭から始まる1週ごとの季節の気分。

52週の一年のめぐりと響き合う 魂のいとなみ。

魂の糧を大宇宙の脈動から正しく受け止めるための

シュタイナーからのプレゼント、Seelenkakender~魂のこよみ、です。

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ブログでは限定された週のみのアップとさせていただいています。
1年分をご覧になりたい方は、どうぞ新訳版をご購入ください。
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第51週 春を待ち望む

魂

人の本質の 内へと

ゆたかな感覚が 注がれる。

宇宙の精神は 人の目に写った

みずからを 見出すが

観ずる力は 宇宙の精神から

あらたに 力を得なければならない。


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第1週 復活祭の気配 

テキストでは4/7~13 今期(2008)は3/23~29


広大な 宇宙の彼方から

太陽が 人の感覚へと 語りかけ

魂の奥から 湧きおこる 喜びが

光と ひとつになるのを 見るとき

思考は 自己の枠を 破って

空間のはてまで 広がりゆき

人の存在を 精神の存在と

ゆるやかに 結びつける。


~シュタイナーのアントロポゾフィー=人智学では、1年は復活祭=イースターから
始まります。深宇宙の深みからよみがえった太陽が、光を地上の私たちに贈ります。
私たちの個々の魂は太陽神霊と同質のものですから、復活祭の特別な光の挨拶に、無
意識レベルで喜びあふれ、喜び沸き立ちます。さあ、一年のスタートです。日本では
歳神様をお正月にお祭りしますが、わたしたちも新生した太陽を魂の深みにある祭壇
でお祝いしてみませんか?



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